2023.2.3
”名称統一100周年”記念「タイル百年祭」が東京、原宿で開催!
”名称統一100周年”記念「タイル百年祭」が東京、原宿で開催!
タイルを盛り上げる2日間の祭典。
1月27日(金)、28日(土)に、“タイル名称統一100周年”プロジェクト(https://touchthetiles.jp)の集大成となるイベント『タイル百年祭-TILE CENTENARY FESTIVAL』をdotcom space tokyo(東京都渋谷区神宮前1−19-19 エリンデール神宮前B1F)にて、開催しました。
日本一のタイルの産地である岐阜県多治見市で同様のイベントを3度に渡って開催してまいりましたが、“100周年の集大成”として、この度東京へ進出。
会場は、原宿駅から徒歩2分の「dotcom space tokyo」。カフェとしても話題のイベントスペースです。
27日は、佐藤卓氏(グラフィックデザイナー)や永山祐子氏(建築士)といったトップクリエイターとタイル従事者によるトークイベントを開催。「タイルの未来」「未来のタイル」について、熱いトークが展開されました。
※タイル未来会議の様子は、後日Youtubeアカウント(https://www.youtube.com/channel/UCWDqZjI6qzeqgMWdeVkve6A)
にて公開いたします
28日には「タイル×アート」をテーマにアーティストの鷲尾友公氏とYoshi47氏をお招きし、トークセッションとタイルへのライブペイントを行うワークショップを開催しました。
※トークセッションの様子は、インスタグラムのアーカイブでご覧いただけます
アーティスト2人がその場で描くタイルプレートは、今回だけのオリジナルの一枚。
オーブンで焼いてお渡しいたしました。
その他、大人気のタイル職人による施工実演や、タイルの製造工程の展示など、
会場内でタイルに触れていただく企画を多数ご用意し、2日間通して大変多くの方にご来場いただき大盛況となりました。
当日は、名古屋からグランド喫茶「シヤチル」が出店。名古屋名物である小倉サンドをはじめとする喫茶メニューをタイルのお皿でご提供。使用したタイルのお皿はお客さまにプレゼントしました。
会場奥では、タイルグッズを扱う期間限定のショップ「Touch The Tiles」が出店。
昨年4月より全国の5箇所の蔦屋書店で巡回展も行なっていました。
タイルのアクセサリーや関連書籍、タイルデザインのグッズ、デッドストックのタイルをセレクトした「TILE KIOSK」など様々なタイルの商品を販売。
中でも人気だったのは、街中の様々な建築物やタイルに注目し
書籍なども出版しているhaco氏がこの日のために用意した「タイルクッキー」。
デザインのモデルとなったのは、多治見市にあるモザイクタイルミュージアム所蔵のレトロかわいいモザイクタイル。
本物そっくりなだけでなく、素朴な味わいも魅力的なクッキーは開店と同時に売り切れが続出。
美濃のタイルを使用した美しいスマホケースは、アーティストのuni.氏が制作されたもの。
28日にはご本人も来店され、その場でタイルを選定し、オリジナルのケースを制作するワークショップを開催。色や形、表情の違ったタイルでデコレーションした作品はどれも素敵です。
ショップの前では、大人気のタイル職人、株式会社マイトの佐々木康至氏によるデモンストレーションを行いました。
2日間かけてキリンを制作!その場で手割りし、綺麗に組み合わせていく作業はまさに職人技です。
完成したキリンは、佐々木氏の作品として会場で展示されていたタイルマネキン「TILEMAN」の隣に!
どちらも黒色の目地で仕上げた作品。とてもかっこいいです!
会場内ではタイルの原料である土の話から、色付けをする釉薬のこと、タイルが出来るまでの工程、歴史など、タイルの知識が深まる展示も行いました。原材料やカラーサンプルの実物も展示し、わかりやすくご紹介。
会場の至る所にタイルを展示。ご来場いただいた方にタイルの魅力をお伝えできるような内容を目指しました。
インスタグラム(https://www.instagram.com/tile_centenary_fes/)で、イベントの様子を公開していますのでぜひチェックしてみてください。
普段の生活でもタイルに注目してみると、たくさんの素敵なタイルが生活の中に隠れています。
このイベントを通して、1人でも多くの方がタイルについて興味を持ってくれたら嬉しいです。